DIYで木製の車載ロッドホルダーを造る

みなさん、釣り竿の取り扱い、どうしています?

家の中や車内にロッドホルダーがあれば、そこに片付けていると思います。
ですがそれが無い場合、結構雑に片付けてません?

私の場合は、家の中にはホルダーを設置する場所など無いので物置の中に無造作に転がされています。
安物の道具ですが、なんだか少しぞんざいに扱っている気がしているし、出し入れをする時も「竿先が折れるんじゃないか」とか気を遣ってしまいます。

また、釣りに出かける時も後部座席に適当に立てかけられるだけなので、カーブで転がったり、取り出す時にあちこち引っかけて手間が掛かったりもします。

できれば車載のロッドホルダーが欲しいところですが、結構いい値段がします。
私自身は道具にそれほどこだわりが無いし、DIYが好きで(ド下手ですが)手作りの木製ロッドを作成しましたので紹介します。

材料

今回の材料は下記の通りです。


杉板(12×70×1000mm)1本 ¥75
瓦棒(18×18×1000mm)4本 ¥120
ねじ釘(3×30mm)14本 ¥144
ねじ釘(4×16mm)4本 ¥77
ゴムスポンジテープ(厚さ3mm×幅20mm×1000mm)2本 ¥340
U字固定具(アシストグリップより若干広め・深め)×4 ¥108
タイラップ(200mm)×28本 ¥170
洗濯ばさみ 14個 ¥302
紙やすり(番)少々


です。

道具以外の材料の総額は、¥1,336円でした。

作り方

車内(軽自動車)の幅とリールの大きさから、最大7本下げられるようにします。

土台の作成

杉板まずは、土台となる杉板のサイズ調整から。

土台カット断面アシストグリップの中央での計測では幅が1mありますが、アシストグリップの付け根の部分は若干距離が短くなりますので、その長さに合わせて杉板をカットします。
更に、板の厚みも邪魔になりますので、杉板の良隅を斜めにカットしてアシストグリップの上を通過できるようにサイズ調整します。

カットついでに、瓦棒も全て半分の50cmにカットします。

瓦棒の購入について

素の瓦棒瓦棒は、その細さから結構反りやすい木材です。また節などがあるとそこから大きく曲がったりしていますので、購入の際はできるだけ曲や反りのないものを選びましょう

木材のやすりがけ

安物の木材は、結構ささくれ立ってます。土台となる部分なのでそれほど触れることもないのでそのままでもいいのですが、気持ち見栄えが良くなるのでサッと紙やすりをかけておきます。

時間があれば瓦棒もやすりがけしておくとよいでしょう。
ただ、瓦棒の部分はそれほど触れることもないと思うので面倒であればかけなくてもよいかもしれません。

やすりがけが終わったら、しっかり木くずを叩いて落とします。

配置のための線引き

土台の杉板にやすりがけまで終わったら、瓦棒を留めるねじ釘を打つための場所の印を鉛筆で付けていきます。

瓦棒は土台杉板の上に設置しますので、土台板の下になる面の、瓦棒の中央がくる場所に線を引きましょう。

リールは、ハンドルを折りたためば10センチ幅に収まるので、今回のホルダーの感覚を13センチに決め、その間角で中央から割り振って線を引いていきます。

瓦棒固定のためのねじ釘通し

瓦棒の位置決めができたら、ねじ釘を通しておきます。
ねじ釘は、インパクトを使わないと普通の釘と違って貫通するのに時間と労力が必要になります。あらかじめねじ釘を通しておけば、瓦棒を固定する時すぐに瓦棒にねじ釘が通り始めるのでずれたりすることが少なく確実に設置ができます。

また、ねじ釘を通す時に土台杉板が木目に沿って裂ける場合が考えられます。
万力などで締めた状態であらかじめねじ釘を通しておけば、瓦棒を取り付ける時に板が割れるリスクが大幅に下がります。

ねじ通しねじ釘を通す時は、土台の杉板と瓦棒の“裂け”に十分注意してください。
今回ねじ釘の太さを3mmにしたのも、出来る限り細いものにして土台の杉板と瓦棒が木目に沿って裂けてしまわないようにするためです。
実際、最初5mmの太さのねじ釘で試しましたが、見事に瓦棒が縦に裂けてしまいました。
写真は木目に沿って裂けないよう、万力で締めてねじ釘を通しました。
この万力もホームセンターで安価で販売しています。

固定のための仕上げ

土台を車の後部座席のアシストグリップに固定するための緩衝材の設置とねじ釘での穴を空けを行っておきます。

固定したい場所に土台の杉板を置いて、アシストグリップが当たるところに印を付けてスポンジゴムテープを貼り付けます。

テープを付けたら、再度アシストグリップの上に置いて、土台の杉板を下から固定するU字固定具(水道管やガス管の固定とかに使ってありそうなヤツ)をあててねじ釘を通す位置を決定します。

ねじ釘の位置が決まったら、最後の設置作業を簡単で正確にすると共に、板割れを防ぐために一度ねじ釘を通しておきます。

一度通したねじ釘は、抜き出しておきます。

洗濯ばさみの加工

洗濯ばさみ土台ができたら、今度は釣り竿をぶら下げるための洗濯ばさみの加工を行います。

スポンジゴムテープ洗濯ばさみはプラスチックなので、そのまま釣り竿を掴ませるとカチカチうるさいし、竿を傷つけることも考えられるので、全行程での使用した緩衝材としてスポンジゴムテープを、洗濯ばさみの釣り竿があたりそうなところに貼り付けます。

スポンジゴムテープを竿が当たりそうな範囲でカットして、それをさらに竿が当たる部分の幅にカットします。

さらに余計な部分は切り落とします。
余計な部分がはみ出ていると、後々スポンジゴムテープが剥がれてくる原因となります。

スポンジゴムテープの整形ができたら、竿が当たる部分に貼り付けます。

これを洗濯ばさみの竿が当たる部分全てに施します。
今回チョイスした洗濯ばさみは、接触部分が4箇所あったので、14×4で56箇所施行しました(^^;)。

洗濯ばさみの設置

次に加工した洗濯ばさみを瓦棒の両端にぶら下げるようにタイラップで括り付けるます。
瓦棒は木材の中では柔らかい方なので、タイラップをきつめに締めれば角が凹んでずれなくなります。

瓦棒に括り付けたタイラップの余った部分は切らないようにしましょう。
上向きに余ったタイラップは、空いてる洗濯ばさみを上向きに“収納”させるために役立ちます。

瓦棒に括り付けるタイラップに洗濯ばさみをぶら下げたいところですが、そうすると洗濯ばさみの向きが向いて欲しい向きと90度違う方向を向いてしまうので、更にもう一つタイラップを洗濯ばさみとの間にかませます。

これで竿の向きと同じ向きに洗濯ばさみが向くことになります。

瓦棒の設置

いよいよ土台に瓦棒を固定していきます。
予め、瓦棒に土台の前断面がくるところに印を付けて揃えられるようにしておくと、出来映えがよくなります。

ねじ釘を通す時は、土台杉板の仕上げ同様に瓦棒が木目に沿って裂けないよう、万力で左右から締めておいて作業するなど十分注意してください。

全部取り付けると、こんな感じです。

車内に固定

まずはU字金具の内側に衝撃を和らげるためにスポンジゴムテープを張ります。

いよいよ車内に固定します。

まず一方の土台杉板の端をアシストグリップの上に差し込みます。
このとき、グリップの奥まで差し込みます。

すると、最初に長さ調整をしていたので、もう一方はアシストグリップの後ろ側から余裕で入っていきます。

あとはスポンジゴムテープがアシストグリップの上にくるように位置調整をしてU字金具をねじ釘でしっかり留めれば完成です。

U字金具の外側ねじ穴は留めないでそのままにしておきます。下手にねじ釘を通そうとすると土台板が薄くなっているのと端過ぎる場所なのでかなりの確立で板が割れるはずです。

高さ調整

あとは、実際に釣り竿をぶら下げてから洗濯ばさみと繋がっているタイラップを締めてぶら下がりの高さを調節してください。

いかがでしたでしょうか。
ご興味のある方の参考になれば幸いです。

問題点

完成してわかったことですが、ぶら下げているだけでは左右の揺れに対して非常に弱いです。

13センチ間隔は余裕だと思いましたが、揺れてしまうとそうでもありませんでした。

いつか揺れ対策を施そうと思います。
それまではとりあえずこれで釣りへの移動を楽しみたいと思います。

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